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エクスプレッションで作る3Dレイヤーの裏表

2012/09/12

3Dレイヤーの裏表を表現する方法です。

やり方 その1

【考え方】

3DレイヤーAがカメラに対しオモテ面を向けているときは表示、裏面が向いているときは非表示にする。これの反転バージョンBを作って一対にする。

【手順】

新規コンポジションに新規レイヤー(レイヤーAとする)とヌルを用意し、両方3Dレイヤーに設定する。

 

ヌルのy回転に適当なキーフレームを打ち、レイヤーAのy回転をピックウィップし追従させる。

レイヤーAの不透明度に以下のエクスプレッションを記入する。
if (toCompVec([0, 0, 1])[2] > 0 ) value else 0

 

これで後ろを向いた時に透明になる。

 

レイヤーA を複製(レイヤーB)。これを反転させるため、方向プロパティの y値 に 180を記入する。

 

最終的なタイムラインはこんな感じ。


やり方 その2

裏面にしたいレイヤーのpositionのz値を 0.1 くらいあける。それだけ。
しかし微妙に不安定なので、レイヤーが複雑な動きをするときには特にやり方 その1を推奨。

プロジェクトファイルを以下に置きましたので、参考にどうぞ。

From → After Effects, 作例

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